尼崎市立花町で基礎補強タックダイン施工を実施、現場確認

こんにちは!街の基礎やさん尼崎店です!

尼崎市立花町で基礎補強工事のタックダイン施工を実施いたしました。
その際に現場確認にやってきたので、記事にします。

基礎補強工事 施工工程

クラック補修

こちらの写真は外基礎のクラック箇所の亀裂を専用の充填剤でクラック(ひび割れ)を補修してから、タックダイン施工を行います。

クラック幅の大きさにより事前に補修がいる場合があります。

基礎のひび割れがひどい場合はひび割れ補修を実施

住宅のコンクリートのひび割れ(クラック)

街の基礎やさん 構造劣化

コンクリートの表面にひび割れが入るとひび割れ幅0.3㎜を超えると、水が浸透しやすくなり
0.5㎜を超えると、内部の鉄筋まで水(雨水)が浸透しサビさせてしまいます。

基本的には基礎コンクリートは、縦方向にひび割れが発症するケースが多く、上記にも書いた通り、
0.3㎜、0.5㎜と基礎コンクリートのひび割れでの症状での危険度が変わってます。

基礎のひび割れの種類

・ヘアークラック
幅0.3㎜以下、深さ0.4㎜以下の髪の毛のようなひび割れ(クラック)のことを指します。
細いひび割れで、補修や補強についてはあまり急がなくてもいいひび割れとも言えますが、
このヘアークラックを放置していると、幅や深さは年々広がっていきますので、しっかり調べ調査してもらう必要はあります。

・構造クラック
幅0.3㎜以上、深さ0.4㎜以上のひび割れ(クラック)のことを指します。
ヘアークラックとは違い幅、深さがあるひび割れは内部の鉄筋まで到達している恐れもあり基礎補強が必要になります。
また構造クラックを放置していると上記の爆裂現象を引き起こし、基礎が剥離してしまう原因にもなります。

基礎のひび割れ部分には、地盤の弱さや地震の影響を受けています。
ひび割れた箇所にお住いの荷重がかかり、ひび割れは引っ張られます。コンクリートは横に引っ張られる力にはかなり弱いのです。

コンクリートの引張強度とは?

図の通り、上からの圧縮(お住いの荷重)については
コンクリートは強く、荷重を地盤に伝える役割を持っています。
しかしその一方、横へ引っ張られる力には弱く、
ひび割れた箇所へ働く力は、横へ横へ引っ張られ、
ひび割れの幅の拡張や建物のズレに繋がります。

コンクリートの引張強度

基礎補強工事タックダイン施工

・養生作業

タックダイン施工 養生

外基礎の場合はタックダインを塗布する前に養生を行います。

最終の仕上がりを綺麗にするため必ず行う作業になります。

基礎 下地材塗布

タックダイン施工前

こちらの写真は中基礎の施工前になります。

中外と雰囲気がかなり変わりますね!

基礎補強工事では、床材を解体しないで点検口から床下へアクセスし施工が出来る為、在宅されながらでも施工ができる点と規模にもよりますが1日工事でお客様の負担も少ないのもメリットです。


基礎コンクリート補強 下塗り 強化繊維張り付け

アラミド繊維貼り付け

劣化した基礎コンクリートは脆くなっている為下塗り剤(プライマー塗布)をし表面を強化していきます。
下塗り剤と上塗り材では内容に違いがありますし、強度を高める為には既定の厚みが必要です。
また下塗り剤は強化繊維を定着させやすくする役割も持っています。

強化繊維 アラミドクロスとは?



街の屋根やさん アラミドクロス

強化繊維(アラミドクロス)は防弾チョッキや、タイヤの構造(ベルト部分)に使用されており、
アラミドクロスの衝撃吸収と、強度性が高い素材に対し柔軟性が高い為
様々な分野で使用されている強化繊維で車の牽引のロープなどにも使用されている素材になります。
※アラミドクロスは繊維ですが、鉄の約7倍もの強度があります。

そんな補強樹脂と強化繊維を使用してコンクリート補強は行われます。
樹脂で表面強度を高め、強化繊維でひび割れの進行を抑えて劣化した鉄筋の代わりになります。
何故そんなコンクリート補強が生まれたのでしょうか?

コンクリート補強工事が生まれたのは公共施設の補修補強工事から

元々は公共施設の高速道路やトンネルの壁面や天井の補修補強工事がきっかけで誕生しました。
高速道路やトンネル、学校の壁や天井はコンクリート建造物です。
しかし高速道路もトンネルも経年劣化していきますし、しかし普通の補修工事ではすぐに劣化してしまいます。

建て替える事など多くの費用が掛かりますし、工事期間もかなり掛かってしまいます。
事例としましては阪神淡路大震災の際高速道路が倒壊し、普及には十数年かかると言われていました。
約2年程で普及できたのもこのコンクリート補強があったからと言われています。



トンネル施工

アラミド繊維 内基礎貼り付け

アラミド繊維 内基礎貼り付け

中基礎、外基礎のアラミドクロスの張り付けの様子です。

基礎補強下地材をプライマー代わりにアラミドクロス(強化繊維)を張り付け強度を高めていきます。

このアラミドクロスは防弾チョッキや車の運搬等様々な分野で使用されている繊維です。

その強度は鉄の約7倍の強度を誇ります。

基礎補強樹脂で基礎の表面強度を高め、繊維でクラックをこれ以上割れないようにします。

また強化繊維で引張強度も高まる為、鉄筋の代わりの素材となります。

基礎補強仕上げ 上剤塗布

タックダイン上塗り剤 塗布

中基礎、外基礎ともにアラミドクロスが張り付け完了したら、

上剤を塗っていきます。この上剤はカーボンと強度の高いFRPで出来ております。

この2つの樹脂と強化繊維によって強度を高めていきます。

※この技法はサーフィンボードでも使われており、元は発泡スチロールの板に強化繊維と樹脂でコーティングした板で頑丈に作られている技法と同じです。

最後に日が当たる外基礎では、紫外線の影響で変色してしまうため最後にトップコートを塗って完了です。

※変色はしますが強度には影響がないのですが、見栄えが悪くなるためトップコートをします。

大阪府枚方市で外基礎、中基礎の基礎補強工事を行いました。

内基礎タックダイン上塗

アラミドシート基礎補強工事(ハイブリット工法タックダイン施工)について

基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので一度見てみてください!

街の基礎やさんは徹底的に調査(ホームドック)を実施

街の基礎やさん ホームドック

街の基礎やさんでは、劣化箇所の調査をしっかりと行います。
通常のリフォーム提案では、施工箇所の商材の提案がメインになってきますが、
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