兵庫県尼崎市で住宅基礎コンクリートのひび割れの影響
こんにちは!街の基礎やさんです。
今回の記事は基礎補強工事のアラミドシート基礎補強工事(ハイブリット工法タックダイン施工)
についてお伝えいたします。
基礎コンクリート補強工事 施工方法とは?
基礎コンクリートのひび割れでの住宅への影響とは?
基礎コンクリートの現状を維持し、補強樹脂と強化繊維のハイブリッド工法です。
基礎コンクリートのひび割れをこれ以上進行しないように施す方法です。
基礎の表面強度を高めてこれ以上ひび割れを発生させないようにするための補強です。
使用する基礎コンクリート補強材とは?
基礎コンクリート補強剤 タックダイン
コンクリート補強樹脂のタックダインを使用します。
建築の分野や、物作りの分野では良く使用されるエポキシ樹脂を使用し基礎表面の強度を高めます。
エポキシ樹脂と強化繊維を使用しているものは多く、
サーフィンボードや車の外装、飛行機の外装、スマホのケース等
多くの分野で使用され、日常生活には欠かせない樹脂となります。
強化繊維アラミド繊維(アラミドクロス)
強化繊維アラミド繊維(アラミドクロス)は、鉄の約7倍もの引っ張られる力に強い素材です。
基礎コンクリートは上からの荷重(圧縮強度)には強いのですが、横へ引っ張られる力には弱いので
鉄筋が内部に入っていますが、ひび割れた箇所の劣化やひび割れた箇所を元に戻すことはできません。
補強樹脂の上にアラミド繊維を張ることで基礎のひび割れを阻止します。
こういった工法を使用されているものは多くあります。
元々コンクリート補強は公共施設の補強工事だった
元々コンクリート補強工事は公共施設の高速道路やトンネル、学校の壁、天井の補強工事でした。
街中には多くのコンクリート建造物が多くあります。
そんな建造物の経年劣化したままなら危険ですよね?
しかし劣化した公共施設の解体して作り直すのは多くの費用と、年月が必要となります。
その為コンクリート補強という技術が生まれました。
その技術が一般の方のお住まいにも施せるようになりました。
基礎コンクリート補強工事 施工工程
キッチン間や廊下にある点検口(床下下収納庫)から床下にアクセスし施工します。
また点検口(床下収納庫)を無くしているお宅もありますが、和室の部屋か押入や
基礎部の空気口などから入る場合もあります。
基礎コンクリート補強工事 下塗り
基礎コンクリート補強を着工する前に現状の基礎の写真を撮ります。
床の下の現状は多くの住宅で同じような風景になる為、工事写真を始める前に撮影し現状を納めます。
基礎の表面の汚れなどを落とし、下塗り剤、強化繊維を張り付けていきます。
下塗り剤で劣化した基礎表面を補強し、強化繊維を張り付けます。
下塗り剤がプライマーの役割も持っている為下塗り材が乾燥する前に張り付けていきます。
基礎コンクリート補強工事 上塗り
下塗り、強化繊維を張り付け後上塗りをしていきます。
また外の基礎も同様に同じ工程で行っていきます。
しかし外の基礎の場合、紫外線の影響がある為上塗り後にトップコートを塗って保護します。
基礎コンクリート補強工事の工期は?
基礎の規模にもよりますが、基礎コンクリート補強工事は1日、2日ほどの工期で完了します。
工事後半年か1年でのアフターメンテナンスを実施しております。
基礎コンクリート補強剤の剝がれや、捲れが無いか等メンテナンスさせて頂いております。
基礎以外のコンクリート部分の破損箇所にも施工可能
外塀のクラック(ひび割れ)箇所も補修可能で、コンクリート補強剤が混ざった亀裂充填剤もあります。
庭の塀のひび割れや、駐車場の破損なども補修しています。
工事下お宅では12年もの歳月が経ちましたが、亀裂の発生はしていません。