尼崎市東本町でアラミド繊維を使用した基礎補強工事を実施
こんにちは!街の基礎やさん尼崎店です!
東本町でアラミド繊維基礎補強工事を実施し、現場確認にやってきました。
基礎補強工事タックダイン施工の施工工程
床を解体しない施工で、床下点検口から床下の基礎部分にアクセスし施工をします。
施工前約1週間前ほどにご近所挨拶の実施
街の基礎やさん尼崎店では、工事前事前あいさつ回りを
弊社スタッフがご近所様へのあいさつ回りを実施しております。
お客様の声で工事の際はご近所さんに工事を伝えた方がいいのか?
粗品とか持ってあいさつしないといけないのかな?と質問を受けることがあります。
弊社では、ご近所トラブルのリスクの軽減、お客様への負担をかけない。
ご近所様にも伝え、トラブルのない工事を実施します。
※あいさつ回りを実施する際は・マスク・アルコール除菌を徹底しております。
①タックダインの商材説明
使用するタックダインの説明をお客様に施工前に説明したします。
工事を提案時、契約時にも説明を行っております。
タックダインのカタログのお渡し後であっても、
直接商材を見てもらい知ってもらう所から施工は始まります。
やはり普段目に見えない箇所の施工な為しっかりと施工写真の
撮影を実施し、完工後に小冊子にしお渡ししております。
②施工場、運搬通路や家財に傷がつかないように養生作業
床の下にはホコリや布基礎の場合は土があります。
そのため、ホコリや土が舞う為しっかりと養生をします。
点検口はキッチンや脱衣場、廊下、畳の下など各ご家庭ごとに
設置場所が変わっていきます。
点検口(床下収納庫)がないお住いもあるがどうするのか?
点検口を以前のリフォームの際に無くしてしまって現状ないってお宅が一定数ございます。
点検口がない場合、基礎の劣化状況も把握できないのです。
また基礎の点検だけではなく、お住いのライフラインのトラブル(水道漏れや排水漏れ、ガス漏れなど)を点検や調査するために
点検口は建築法的には義務化されております。
収納庫を使わないから、点検しないから無くすと言えば大工や工務店はその通りにします。
実際に様々なライフラインが床の下には詰まっておりますし、耐震性の調査時の点検項目にも床の下の状態の項目があるほど重要です。
点検口(床下収納庫)の設置には約3万~程掛かってきますが、今後のことを考えても作成しておいた方がいいのは確実です。
※弊社では、和室の部屋や押入が1階にある場合下地木材をカットし、点検口も作成が可能です。
お気軽にお問合せお待ちしております。
③実際にタックダインとアラミドシートを貼り付け施工
タックダインには、下地剤(プライマーの役割)と上剤(補強剤)があります。
下剤を基礎高に合わせローラーを使用し塗っていき、アラミドシートを張り付けていきます。
アラミド繊維は、鉄筋の約7倍の引張強度を持っているため、コンクリートを補強材で保護しアラミドシートの強度で、
ひび割れの発症を防ぎ、現状のひび割れの進行を防ぎます。
※ひび割れの幅が大きい場合は、事前にコンクリート亀裂充填剤を使用しひび割れを補強し施工します。
番外編 コンクリートの中性化を止めアルカリ性に戻す溶剤 ガラスプライマー
基礎コンクリートは、長い間雨風の影響、排気ガスの影響を受け脆くなり成分が抜けていく現象を中性化現象と言います。
中性化現象を引き起こしている目安として、基礎表面が白く変色している、触ると手に粉のような土のようなものが手に付着するのが目安です。
また打診をし音の違いなども調査で分かりますが、一般の方なら上記の症状が一番わかりやすいと思います。
この中性化したコンクリートをアルカリ性に戻していく再結晶化をさせるプライマーです。
タックダインを開発したファイバーダイン社が制作し、同時工事も可能でより基礎に強度を元に戻すためのプライマーです。
④乾燥後 基礎補強工事タックダイン施工 完工
上剤を塗って乾燥(24時間)させ完工となります。
上記でも書いた通り、工期は約1日~3日で施工可能で、工事時間も例9時~17時までの施工となります。
※工事時間は、お客様のご都合にも合わせて可能です。
アラミドシート基礎補強工事(ハイブリット工法タックダイン施工)について
基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので一度見てみてください!
基礎の劣化の原因とは?
基礎コンクリートの主な劣化の症状は、皆様からのお問い合わせの通りひび割れ(クラック)です。
しかしなぜ強固なコンクリートがひび割れや剥離を引き起こしてしまうのでしょうか?
主な原因は大きく分けて6つあります。
・地震や地盤の揺れ
地震の揺れや、幹線道路や線路沿いなど大型の車両の交通量の多い土地では、常に地盤が揺れている状態です。
そんな環境で住宅の基礎は、衝撃を受け徐々にひび割れてきてしまい気づかないうちにひび割れが広がっているのです。
・気温の変化
こちらも基礎コンクリートを打設中に寒暖の差が激しい夏場に施工された住宅が、冬場に起きる施工不良で上げられます。
気温が急激に降下するとコンクリートは縮む特性を持っており縮む力が大きく耐久性を上回るとひび割れを引き起こします。
・施工不良
コンクリートの厚さ(鉄筋からの表面の厚さ)不足、強度不足など施工時の問題もあります。
(過去1981年以前のお住いでは鉄筋の入っていない無筋基礎やコンクリートの配分表、基礎の幅なども規定がなかった時代もありました)
・乾燥収縮
基礎コンクリート打設時に水分が抜けていく際にひび割れを発生させることですが、
基礎には雨水が浸透し乾燥を繰り返します。その乾燥を繰り返すとコンクリートが脆くなる中性化現象が引き起ります。
・中性化現象(ちゅうせいかげんしょう)
コンクリートは吸収性が高い為、雨水や空気中の二酸化炭素(排気ガス)などを長年吸収し、コンクリートの成分を
中性化させます。中性化したコンクリートは内部の鉄筋を守るアルカリ成分から酸性に変化し鉄筋をサビさせてしまい、
鉄筋がサビの影響で膨張し、基礎内部から破壊(ひび割れ)を引き起こします。(爆裂現象ばくれつげんしょう)
・不同沈下(ふどうちんか)
地盤が弱い土地や田んぼなどの埋め立て地での施工不良で、土地が住宅の荷重を支え切れなくなり傾きます。
傾いた住宅を基礎が支えきれなくなりひび割れが発生します。
傾きの状況によっては、日常生活はおろか倒壊の危険性もあります。
皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?
お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??
いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。
人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。
また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。
・ご相談・家屋診断・お見積もりは無料です!!
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