尼崎市船出で戸建て住宅基礎の亀裂で補修の見積もり提出
こんにちは!街の基礎やさん尼崎店です!
今回は尼崎市船出で戸建て住宅の基礎コンクリートのひび割れで補修のご依頼でお見積りを提出にやってきました。
最近では基礎コンクリートの亀裂やひび割れ、剥がれによる損傷を指摘され心配になられている方が多くなってきています。
その基礎コンクリートの亀裂原因や補修方法についてお伝えいたします。
基礎コンクリート゚の亀裂やその他の劣化、腐食の症状
基礎コンクリートの亀裂やひび割れなどの住宅の老朽化は心配になると思います。
過去は新しく建て替えればいいなどの意識でしたが、改革の影響でリフォーム、リノベーションで中古物件の需要が高まってきました。
現状の日本の住宅の空き家問題はかなり深刻です。
各自自体などの取り組みで、耐震工事やリフォーム、リノベーションの補助金などの申請も可能にもなっております。
また地震の備えとして、基礎コンクリートの補強や耐震工事の需要も高まっております。
耐震診断や建物診断などでは必ず調査する項目になっております。
住宅基礎コンクリートのひび割れの注意点
基礎劣化症状 ひび割れ(クラック)
一番基礎コンクリートで最も多い症状、ひび割れ(クラック)です。
外壁でもひび割れは要注意とされているのですが、ひび割れが発症すると内部に水が浸透する為
劣化の促進、鉄筋をサビさせ内部から破損させる(爆裂現象)の促進に繋がります。
基礎ひび割れ・ヘアークラック
ひび割れの幅で、その危険度が変わってきます。
0.3㎜以下のひび割れは髪の毛のように見えることから、ヘアークラックとばれます。
0.3㎜以下なら内部の鉄筋まで水が到達しないため、まだ補修段階となります。
※一か所に無数にヘアークラックが集中している、横にひび割れが発症している場合、基礎自体の問題がある場合があります。
そのような場合は早く業者に見てもらうようにしてください!
基礎ひび割れ・構造クラック
皆さん予想は出来ると思いますが、結構0.3㎜以上はかなり細く感じます。
そのため、写真のようなクラックスケールと呼ばれる計測器で調査します。
これらの写真を各お住いごとに調査、説明をさせて頂きます。今回記事で書いているような事例ですね。
基礎のひび割れが発症すると、お住い自体に影響を与えまが、倒壊や地震の影響のほかにもあるのはご存じでしょうか?
基礎コンクリートの横割れの危険性
上記に書いていた構造クラックやヘアークラックなどよりも、横割れや一か所に多く亀裂、ひび割れが発症している場合は、
コンクリートのみの劣化ではなく、構造的に問題を抱えているのです。
発症している築年数が浅い程、施工不良を想起させます。
よくハウスメーカーや、工務店では乾燥の工程でひび割れているので耐震性には影響がないと言われます。
実際にそのヘアークラックが1つ、離れた箇所に1つなどでは耐震性自体には影響がありませんが、
実質ひび割れがない基礎と比べても0.2、、、、などの誤差にしかありませんが、やはり一か所やひび割れの発症率。
構造物である基礎のひび割れは何㎜でも何㎝でも、1つ1mと換算します。
また地震保険では、1つのひび割れよりも数か所のひび割れ(規模がヘアークラックでも)の方が対象になりやすいのです。
損傷率が時価額の3%から申請が可能です。
※しかし地震発生後10日以内にひび割れを発見する、保険申請は2年以内というかなりシビアなのは変わりがないのですが、
そのためヘアークラックなど見つけた場合は写真に残しておくことをおすすめします。
基礎コンクリートの劣化で起きる大きな問題
上記で書いたような、症状がもたらすお住いへの影響とは、
ひび割れの影響で、水分を含んだコンクリートの耐久性の低下が関係していきます。
もちろん水分(雨水)は木材を腐らせますが、お住いの土台(基礎)の老朽化はお住いのズレを生まれさせます。
基礎のひび割れ部分には、地盤の弱さや地震の影響を受けています。
ひび割れた箇所にお住いの荷重がかかり、ひび割れは引っ張られます。
コンクリートは横に引っ張られる力にはかなり弱いのです。
コンクリートの引張強度とは?
図の通り、上からの圧縮(お住いの荷重)については
コンクリートは強く、荷重を地盤に伝える役割を持っています。
しかしその一方、横へ引っ張られる力には弱く、
ひび割れた箇所へ働く力は、横へ横へ引っ張られ、
ひび割れの幅の拡張や建物のズレに繋がります。
基礎の亀裂は雨水を侵入させ、湿気を発生させてしまう
害虫や菌の繁殖をさせてしまう
害虫やカビ、菌は湿度の高い箇所を好む特性があります。
特に換気ができない、床の下で常時湿気がこもった状態になると、シロアリやカビの繁殖には最適な条件です。
最近では冷暖房効率化に伴い、気密性を優先する方も増えてきましたが、実は湿気が発生すると気密性が高いせいで湿気がこもりやすい環境に。
過去では、換気性や地盤からの湿気が影響で木材が腐るという利点から、ベタ基礎が作られましたが、
ベタ基礎だからと言って、完全に安心ていうわけではないのです。
湿気の影響はお住いに大きなダメージを与える
床の下の湿度が高い箇所、換気ができないなどの高環境で繁殖した、シロアリやカビは大きな影響を与えます。
床の下での繁殖の発見が遅れると、居住空間までも侵食していきます。
特に、押入などの床部分にカビの発生やにおいの発生や床材の老朽化の原因、壁材のカビの発生など。
その症状を改善しようとし、床材など張り替えたとしても数年で症状を繰り返すのです。
またカビなどの繁殖でダニの繁殖、カビの発生でアレルギーを発症する原因にもつながってきます。
水漏れや湿気の発生でお住いの寿命が短くなる
木造建築だけではなく、床材など木材に影響を与えるのが、木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)と呼ばれる菌が繁殖します。
木材腐朽菌が繁殖すると通常よりも速いスピードで木材の腐食が進行します。
通常の木材の含水率は13~20%ですが、湿気による含水率は25%を超えるとさらに木材腐朽菌が繁殖し、
腐食率が5%超えると、木材の強度は低下し、通常の強度よりも半分ほどになってしまいます。
木材の劣化だけではなく、コンクリートも上記で書いた通り水分の影響を受けるため、コンクリートの老朽化も早めます。
水分を吸収、乾燥を繰り返すとコンクリート材は内部の成分が表面に露出し強度も低下します。
床の下での湿気がこもりやすい理由
布基礎(床の下が土)の床の下では、よく湿度が高く湿気がこもりやすいと聞いたことがあるとは思います。
しかし、ベタ基礎(床の下がコンクリート)のお住いでも、土壌からの湿気は上がってきませんが、水漏れなどの影響で換気ができず、湿気が発生する場合もあります。
基礎のひび割れでの重要な破損、注意点や症状の解説
基礎のひび割れで、ヘアークラックは急がないと言いましたが、一か所に無数に発生している。
ヘアークラックの発生個所が多い場合や基礎コンクリートに横割れがある場合は、土地や基礎自体に何らかの不具合が発生しています。
ヘアークラックが多い場合は土地の地盤沈下や、建設時の施工不良が考えられます。
※地盤沈下の場合、勝手口や犬走り部分の亀裂や分離、室内では建具の開閉時の不具合や建物のズレによる傾きなど。
基礎コンクリートが横割れしている場合も非常に危険です。
内部破壊でないと、コンクリートは横に割れないため、鉄筋がサビてしまい内部から破壊している状態です。
ひび割れが発症していない基礎でも耐久年数が布基礎で約30年~40年、ベタ基礎で約50年~60年で劣化する為、
ひび割れの放置は、基礎の耐久年数の低下につながりますので早めに調査する必要があります。
基礎の経年劣化を放置し、地震が来ると倒壊するリスクが増える
住宅の基礎コンクリートが、劣化し脆くなっていると地震の影響を受けやすいのは想像がつくと思います。
阪神淡路大震災や熊本地震で倒壊していない住宅のデータとし、
基礎の補強、耐震金物の設置や耐震工事などを個人でされているお住いが倒壊を間逃れたというデータもある為、
気になっている場合はお気軽にお問合せ下さい。
住宅のコンクリート周りには気を付けて!
植木鉢等は住宅や外塀のそばには置かないようにすると、水分が建物に影響を与えません。
毎日水をあげる植物の付近では、湿気が発生したりと木造建築では傷みの原因となるのでご注意を!
アラミドシート基礎補強工事(ハイブリット工法タックダイン施工)について
基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので一度見てみてください!
皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?
お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??
いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。
人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。
また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。
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