尼崎市浜田町で基礎コンクリートの変色でお問合せ

こんにちは!街の基礎やさんです。
今回は基礎コンクリートの変色でお問合せを頂きました。


基礎コンクリートの変色と老朽化で心配の為、お問合せしました
調査とお見積りをお願いしたいのですが。

基礎コンクリートの老朽化のですね。大変心配だと思います。
しっかりと調査し、最善な工事のご提案をさせて頂きます。
現場調査とお見積りに関してはお代はかからないのでご安心ください。


皆様の外のブロック塀はひび割れてる箇所を以前補修したけどすぐコーキング(シーリング)が亀裂が入った等の経験は無いでしょうか?

実は外のコンクリート塀、基礎コンクリートは結構脆くなるのはご存知でしょうか?
またひび割れする前に、コンクリートの変色や黒ずみなどは劣化しているサインなのです。

それでは現場の様子と劣化症状についてお伝えしていきます。

基礎コンクリートやコンクリート建造物の老朽化とは?

コンクリートの建造物で、雨も降っていない状況で水染みや黒ずみができていることや、
コンクリートの表面に白く粉がふいているような状況を見たことはないでしょうか?
最近汚くなったななと、感じている方や塗装を考えている方もいてるかもしれません。
しかし基礎コンクリートなどの劣化症状は、意外と深刻なのです。

基礎コンクリートの劣化症状

住宅基礎コンクリートの耐用年数と劣化原因

・住宅基礎の耐用年数は約30年~60年といわれており、基礎の鉄筋(鉄)とコンクリートの耐用年数を表しています。

住宅で使用されるコンクリートは半永久的に持つ素材ですが、コンクリートの成分にふくまれる、セメント成分(アルカリ性)が雨水や排気ガスといった(酸性)を吸って吐いてを繰り返し、コンクリートが中性化を起こし、セメント成分が抜け、コンクリート表面に出てくる現象を白華現象といいます。コンクリートの成分が抜け出し弱っていきます、クラック(ひび割れ)が生じ、またコンクリート内の鉄筋がクラック(ひび割れ)の箇所、こんくりーとが雨水を吸い込んでいる為、雨水が侵入し鉄筋を錆びさせる事で鉄筋は強度が下がります。

基礎コンクリートやコンクリート建造物が脆くなると?

・ヘアークラック
幅0.3㎜以下、深さ0.4㎜以下の髪の毛のようなひび割れ(クラック)のことを指します。
細いひび割れで、補修や補強についてはあまり急がなくてもいいひび割れとも言えますが、
このヘアークラックを放置していると、幅や深さは年々広がっていきますので、しっかり調べ調査してもらう必要はあります。

・構造クラック
幅0.3㎜以上、深さ0.4㎜以上のひび割れ(クラック)のことを指します。
ヘアークラックとは違い幅、深さがあるひび割れは内部の鉄筋まで到達している恐れもあり基礎補強が必要になります。
また構造クラックを放置していると上記の爆裂現象を引き起こし、基礎が剥離してしまう原因にもなります。

街の基礎やさん 基礎劣化

また同じ個所にいくつものひび割れ(クラック)がある場合、ヘアークラックだからと言って様子を見ている方は、
無数のひび割れは基礎(構造)部分に何らかの原因がある場合がありますので、一度お問合せください。

・地震や地盤の揺れ
地震の揺れや、幹線道路や線路沿いなど大型の車両の交通量の多い土地では、常に地盤が揺れている状態です。
そんな環境で住宅の基礎は、衝撃を受け徐々にひび割れてきてしまい気づかないうちにひび割れが広がっているのです。

・気温の変化
こちらも基礎コンクリートを打設中に寒暖の差が激しい夏場に施工された住宅が、冬場に起きる施工不良で上げられます。
気温が急激に降下するとコンクリートは縮む特性を持っており縮む力が大きく耐久性を上回るとひび割れを引き起こします。

・施工不良
コンクリートの厚さ(鉄筋からの表面の厚さ)不足、強度不足など施工時の問題もあります。
(過去1981年以前のお住いでは鉄筋の入っていない無筋基礎やコンクリートの配分表、基礎の幅なども規定がなかった時代もありました)

・乾燥収縮
基礎コンクリート打設時に水分が抜けていく際にひび割れを発生させることですが、
基礎には雨水が浸透し乾燥を繰り返します。その乾燥を繰り返すとコンクリートが脆くなる中性化現象が引き起ります。

・中性化現象(ちゅうせいかげんしょう)
コンクリートは吸収性が高い為、雨水や空気中の二酸化炭素(排気ガス)などを長年吸収し、コンクリートの成分を
中性化させます。中性化したコンクリートは内部の鉄筋を守るアルカリ成分から酸性に変化し鉄筋をサビさせてしまい、
鉄筋がサビの影響で膨張し、基礎内部から破壊(ひび割れ)を引き起こします。(爆裂現象ばくれつげんしょう)

・不同沈下(ふどうちんか)
地盤が弱い土地や田んぼなどの埋め立て地での施工不良で、土地が住宅の荷重を支え切れなくなり傾きます。
傾いた住宅を基礎が支えきれなくなりひび割れが発生します。
傾きの状況によっては、日常生活はおろか倒壊の危険性もあります。

家基礎コンクリートの劣化状況と症状の解説

内基礎の様子 白華現象

住宅の床の下ですべての荷重を支える基礎があります。
その基礎の劣化現象はどのような症状があるかはご存じでしょうか?上記の基礎の写真も劣化症状の一つです。

基礎の劣化現象 白華現象(はっかげんしょう)とは?

基礎は、コンクリート(セメント、砂、水を混ぜ合わせた物)を使用し、建築法の見直しをされた後基礎内部には鉄筋を入れ強度を増す工夫がされています。

建築法の移り変わり

しかし、基礎も年月が経てば新築当時の強度はなく、年々低下していきます。
長年の雨水や排気ガスの影響、地震、幹線道路や車通りの多い箇所では地面が揺れ基礎にダメージを与えていきます。

雨水や排気ガスは酸性の性質を持ち、鉄筋コンクリートは内部の鉄をサビさせないようにセメントのアルカリ成分で鉄筋を保護しております。
アルカリ性は、雨水などの酸性の性質に触れると徐々に酸性に近づいていきます。※この現象を中性化現象(ちゅうせいかげんしょう)と言います。

中性化現象が進むと基礎表面に白く粉が吹いたようになっていき、内部のアルカリ性が浮き出てきている状態になります。※この現象が白華現象
中性化現象でアルカリ性が、酸性に約20%近づくと鉄がサビ始め内部から、基礎を破壊していくことから、日本の住宅基礎の耐用年数(寿命)が決まっています。

日本住宅基礎の耐用年数とは?

日本住宅は現在2種類の基礎の種類が現存しております。

ベタ基礎の簡単な解説

・ベタ基礎

ベタ基礎とは建物の土台となる範囲にコンクリートを敷き詰める基礎工事で、近年多くの建築物で採用されています。建物の底全体をコンクリートで支える為安定性が高く、、地震の揺れや地盤が沈む不同沈下に強いという特徴があります。また地面から発生する湿気や白蟻の侵入を防ぐことが出来るので、耐久性に優れた建物を建てることが出来ます。しかし、布基礎に比べて施工の手間はかからないのですが、コンクリートの使用量が大幅に増える為コストが多くなります。

ベタ基礎のメリット、デメリット

・メリット

ベタ基礎は立ち上がり部分と床全体を鉄筋コンクリートで一体化させ、面で住宅の荷重を支えている為、荷重を分散させ、地盤に伝わらせているので、布基礎より耐震性が高い。

床下の地面をコンクリートで敷き詰めるので湿気がこもりにくく、湿気による木材の腐食が軽減されます。

また床全体のコンクリートにより、白蟻の被害も軽減されます。

・デメリット

布基礎に比べるとコンクリートと鉄筋の量が増える(約2倍ほど)ためコストがかかる

布基礎の簡単な解説

・布基礎

布基礎とは、建物の負荷がかかる部分に(逆T字型)の基礎コンクリートを埋め込む基礎工事。

日本で数多くの木造住宅に採用されてきました。ベタ基礎が面で荷重を支えてるのに対し、布基礎は点で支えるイメージです、鉄筋コンクリートは柱部分や壁下に配置し、耐震性を高めていますが、地面前面にコンクリートを引き詰めていない為、ベタ基礎より、コストを下げることが出来ますが、地盤が土の為、湿気もこもり易く湿気の影響で木腐れなど生じる為、防湿シートや、防湿コンクリートでコーティングする必要があります。

・メリット

住宅を支える箇所は立ち上がり部分のみで、鉄筋が入っている箇所もその部分のみで、ベタ基礎に比べて、コストを抑えれる点

・デメリット

布基礎はコンクリートの立ち上がりの部分のみで、住宅の荷重を支えている為、ベタ基礎に比べると、耐震性が劣ります。 また、床にコンクリートが敷き詰めてあるケースもあるのですが、荷重を支えてある箇所にしか鉄筋が入っておらず、床下のコンクリートもベタ基礎が鉄筋も入っているコンクリートの厚さが15㎝に対し、布基礎は地面に防水シートにコンクリートを敷き詰め、コンクリートの厚さも約5~6㎝と極めて薄い事から、地面の湿気も上がりやすく、白蟻被害も起こる可能性が高くなります。また、湿気を抑える工事(除湿工事)や防湿シートや、防湿コンクリート工事など後々かかるコストもあります。

この様な基礎の種類に、木造、鉄骨など様々な構造でも年数が変動していきます。

・布基礎 木造の場合は、約22年~30年の耐用年数。
・布基礎 鉄骨、鉄筋などの場合は、約30年~40年の耐用年数。
・ベタ基礎 木造の場合は、約34年~40年の耐用年数。
・ベタ基礎 鉄骨、鉄筋などの場合は、約47年~60年の耐用年数。

耐用年数が変動するのは、土地の立地なども関係してきますが、一番は基礎の劣化を補修(メンテナンス)をしっかりしているかどうかです。

床の下での湿気がこもる原因と老朽化の内容

床の下で湿度が高く湿気がこもるとどの様な影響があるのか?

害虫や菌の繁殖をさせてしまう

害虫やカビ、菌は湿度の高い箇所を好む特性があります。
特に換気ができない、床の下で常時湿気がこもった状態になると、シロアリやカビの繁殖には最適な条件です。
最近では冷暖房効率化に伴い、気密性を優先する方も増えてきましたが、実は湿気が発生すると気密性が高いせいで湿気がこもりやすい環境に。
過去では、換気性や地盤からの湿気が影響で木材が腐るという利点から、ベタ基礎が作られましたが、
ベタ基礎だからと言って、完全に安心ていうわけではないのです。

白蟻被害の実態

湿気の影響はお住いに大きなダメージを与える

床の下の湿度が高い箇所、換気ができないなどの高環境で繁殖した、シロアリやカビは大きな影響を与えます。
床の下での繁殖の発見が遅れると、居住空間までも侵食していきます。
特に、押入などの床部分にカビの発生やにおいの発生や床材の老朽化の原因、壁材のカビの発生など。
その症状を改善しようとし、床材など張り替えたとしても数年で症状を繰り返すのです。

またカビなどの繁殖でダニの繁殖、カビの発生でアレルギーを発症する原因にもつながってきます。

カビの発生

水漏れや湿気の発生でお住いの寿命が短くなる

木造建築だけではなく、床材など木材に影響を与えるのが、木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)と呼ばれる菌が繁殖します。
木材腐朽菌が繁殖すると通常よりも速いスピードで木材の腐食が進行します。
通常の木材の含水率は13~20%ですが、湿気による含水率は25%を超えるとさらに木材腐朽菌が繁殖し、
腐食率が5%超えると、木材の強度は低下し、通常の強度よりも半分ほどになってしまいます。

木材の劣化だけではなく、コンクリートも上記で書いた通り水分の影響を受けるため、コンクリートの老朽化も早めます。
水分を吸収、乾燥を繰り返すとコンクリート材は内部の成分が表面に露出し強度も低下します。

基礎の劣化現象

基礎にまで到達し、劣化が進めば木材の腐食により住宅の傾き(ズレ)の発生や地震の際に、耐えきれなくなる場合もございます。

街の基礎やさん 住宅基礎

基礎補修や補強、メンテナンスについて

基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので一度見てみてください!

街の基礎やさんは徹底的に調査(ホームドック)を実施

街の基礎やさん ホームドック

街の基礎やさんでは、劣化箇所の調査をしっかりと行います。
通常のリフォーム提案では、施工箇所の商材の提案がメインになってきますが、
弊社では、劣化箇所がそのままならリフォーム箇所の将来性も考え、最善のリフォーム、補修の提案をさせて頂きます。

お気軽にご相談、お問い合わせください!

皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?

お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??

いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。

人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。

また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。

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