尼崎市富松町で家の基礎のひび割れで改修工事のご依頼

こんにちは!街の基礎やさんです!
今回は基礎のひび割れの改修工事のご依頼を頂き、現場調査を実施いたしました。

基礎のひび割れがあり気になっているのですが、家も古いので、
住宅診断もしていただけると見まして、お問合せをしました。
一度見てもらうことは、可能でしょうか?

お問合せありがとうございます。
基礎部分のひび割れがあるとかなり心配だと思います。
様々な箇所も劣化が進んでいると思われますので、ご一緒に調査いたします


床下での湿気や配管の水漏れ、内基礎の劣化の調査

街の基礎やさん ホームドック 建物診断

基礎の状態を内側からも調査

お住まいのキッチンや脱衣場の床下収納庫(点検口)から床の下へアクセス調査していきます。
床下収納庫は、床下のライフライン(水道、電気、ガス)のメンテナンスや補修を行う際に必要です。
また点検口は建築法で義務化されていますが、不要とみなし無くしているお住まいも多いですが、補修が不可能になったり、
点検口が無い為、大掛かりな工事になったりしますので、ご注意ください。

基礎コンクリートの劣化状態

基礎 構造クラック

内基礎の構造クラック(ひび割れ)が発見されました。基礎クラックには2種類存在します。

・ヘアークラック
ひび割れ幅0.5㎜以下のクラックがヘアークラックと言い、髪の毛の様に細いという意味ですが、
ヘアークラックの場合、内部までの被害は進行しておらず、水の浸透などしない為、補修は必要だが焦る必要はありません。

・構造クラック
ひび割れ幅0.5㎜以上のひび割れを構造クラックと言います。構造クラックは内部の鉄筋まで水分が浸透する事のできる幅で、
早めの補修が必要になります。また補修方法としては、コンクリート用のエポキシ樹脂を使用するかコンクリート補強が必要です

街の基礎やさん 基礎劣化

基礎の劣化の調査で水染みを発見

水染みの発見

住宅設備の水回りなどで、漏水やタイルの目地の防水切れなどが発生していると、水染みの影響で、基礎コンクリートや土台木の腐食/劣化の原因になります。

このような症状を阻止するためにも定期的な住宅メンテナンスの実施をオススメします。

床下浸水している場合も調査で判明する

床下浸水

また排水や、給水管(水道管)の水漏れが発生し床下浸水しているケースも中にはあります。
給水管の水漏れは関知してくれますが、水漏れ箇所を判明させることが困難な場合もあります。
配水管の水漏れは、汚水のにおいが鼻につく場合もあります。
排水漏れで、湿気がこもり押入や畳の部屋の床のきしみ、廊下のべこべこなどにつながります。

なぜ基礎の劣化で床の下地材まで劣化するのか?

木部の腐食


木部の色の変化はわかりますでしょうか?現場の地盤の湿気がすごく木部へのダメージが多く、劣化を促進させているケースもあります。
そのため、床の下で排水漏れや水漏れ、湿気の発生が住宅をさらに劣化させてしまいます。

その他の劣化症状とは?

木部の腐食箇所

床材を支える木材が、劣化により朽ち始めています。
よくある事例が、このような状態でも床の張り替えでリフォームを検討されている場合など
工務店などに伝えてもリフォーム箇所の表面だけ、採寸だけしてお見積りを出すところが多いのです。
そうなると数年で同じ症状になり、再度リフォームや補修をする原因になります。

基礎の劣化の原因とは?

基礎コンクリートの主な劣化の症状は、皆様からのお問い合わせの通りひび割れ(クラック)です。
しかしなぜ強固なコンクリートがひび割れや剥離を引き起こしてしまうのでしょうか?
主な原因は大きく分けて6つあります。

街の基礎やさん 構造劣化

・地震や地盤の揺れ
地震の揺れや、幹線道路や線路沿いなど大型の車両の交通量の多い土地では、常に地盤が揺れている状態です。
そんな環境で住宅の基礎は、衝撃を受け徐々にひび割れてきてしまい気づかないうちにひび割れが広がっているのです。

・気温の変化
こちらも基礎コンクリートを打設中に寒暖の差が激しい夏場に施工された住宅が、冬場に起きる施工不良で上げられます。
気温が急激に降下するとコンクリートは縮む特性を持っており縮む力が大きく耐久性を上回るとひび割れを引き起こします。

・施工不良
コンクリートの厚さ(鉄筋からの表面の厚さ)不足、強度不足など施工時の問題もあります。
(過去1981年以前のお住いでは鉄筋の入っていない無筋基礎やコンクリートの配分表、基礎の幅なども規定がなかった時代もありました)

・乾燥収縮
基礎コンクリート打設時に水分が抜けていく際にひび割れを発生させることですが、
基礎には雨水が浸透し乾燥を繰り返します。その乾燥を繰り返すとコンクリートが脆くなる中性化現象が引き起ります。

・中性化現象(ちゅうせいかげんしょう)
コンクリートは吸収性が高い為、雨水や空気中の二酸化炭素(排気ガス)などを長年吸収し、コンクリートの成分を
中性化させます。中性化したコンクリートは内部の鉄筋を守るアルカリ成分から酸性に変化し鉄筋をサビさせてしまい、
鉄筋がサビの影響で膨張し、基礎内部から破壊(ひび割れ)を引き起こします。(爆裂現象ばくれつげんしょう)

・不同沈下(ふどうちんか)
地盤が弱い土地や田んぼなどの埋め立て地での施工不良で、土地が住宅の荷重を支え切れなくなり傾きます。
傾いた住宅を基礎が支えきれなくなりひび割れが発生します。
傾きの状況によっては、日常生活はおろか倒壊の危険性もあります。

基礎コンクリートに水分が含まれ、乾燥を繰り返すと?

そんなコンクリートは水分に弱い為基礎の外側には化粧と呼ばれるセメントでコーティングされていますが、
地の湿気や設備の漏水、雨水などの影響で、コンクリートに水分が吸収され、吸収、乾燥を繰り返しコンクリート自体が脆くなっていきます。

その症状が上記の白華現象(表面が白く粉が浮き上がる)のです。調査時に発見し、写真をお客様にお見せすると、ビックリされます。

脆くなっていると住宅の荷重、地球の重力に耐えられなくなっていき、地震等の揺れに耐えきれなくなりますのでご注意を!

基礎の劣化現象

床の下で湿気がこもると基礎コンクリートだけではなく、床下地や構造物の柱や梁といった木材を腐食させてしまいます。
そのような腐食や劣化がお住いの寿命を削ってしまうのです。
そのため基礎や床の下は耐震診断などお住いの調査をする際には重要項目に含まれています。

基礎の補強方法について

基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので一度見てみてください!

皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?

お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??

いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。

人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。

また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。

・ご相談・家屋診断・お見積もりは無料です!!

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