西宮市の住宅｜基礎ひび割れ補強で耐久性アップの施工事例

いつも当店の施工事例をご覧いただきありがとうございます。
今回は【西宮市】のお客様より「基礎のひび割れ」とのご相談をいただき、現地調査〜施工を行いました。

◆担当スタッフ：小坂 一雄（資格：メンテナンス診断士/アスベスト診断士）

こんにちは！今回、西宮市での基礎補強工事を担当させていただきました小坂一雄です。
私は住宅の劣化診断と安全性の確保を専門としており、特に基礎や構造部のひび割れや劣化には細心の注意を払っています。

今回の施工では、ハイブリッド工法を用いた補強工事で、住宅の耐久性を高めつつ、長期的な安心を提供しました。
お客様との打ち合わせでは、劣化リスクや補強方法の選択肢をわかりやすくご説明することを心がけました。

地域	西宮市
築年数	35年
工事内容	基礎補強工事
工期	1日
費用

基礎ひび割れの確認

• ひび割れの幅・深さ・位置を詳細に記録
• 構造上影響するクラックか、表面クラックかを判別

周囲環境の確認

• 地盤や雨水の流れ、排水状況をチェック
• 雨水浸入による鉄筋腐食リスクの評価

補強方法の選定

• 既存コンクリートの強度・状態を確認
• エポキシ樹脂とアラミド繊維補強の必要箇所を特定

お客様への丁寧な説明

• 「なぜこの補強が必要か」「将来的なリスクと費用の関係」を具体的に説明
• 質問には資格に基づいた専門的な視点で回答

安全性・耐久性を重視した施工計画

• 工事中の住宅への影響を最小限に
• 完了後のメンテナンスや点検のアドバイスも実施

施工前（Before）

現地調査では、住宅基礎に複数のひび割れ（クラック）が確認されました。
ひび割れは幅が数ミリ程度ですが、放置すると雨水が浸入し鉄筋の腐食や基礎コンクリートの劣化を進めるリスクがあります。

特に確認されたポイントは以下の通りです：

周囲の排水状況により雨水が基礎にかかりやすい箇所あり

基礎の立ち上がり部分に縦方向・横方向のひび割れ

コンクリート表面の微細な欠損や剥離箇所

施工中（工事の様子）

今回の補強工事では、ハイブリッド工法（エポキシ樹脂＋アラミド繊維） を用いて基礎の強度と耐久性を回復しました。

施工中のポイントは以下の通りです：

1. ひび割れ部の清掃・準備
   • クラック内の埃やゴミを除去し、樹脂の密着性を確保
   • 必要に応じて表面を削って均一化
2. エポキシ樹脂塗布
   • クラック内部、基礎表面にエポキシ樹脂を塗布し、コンクリートの強度を回復
3. アラミド繊維補強
   • 構造的に強度が必要な箇所にアラミド繊維を巻き付け
   • 樹脂と繊維が一体化し、ひび割れの再発を防止
4. 施工中の確認
   • ひび割れの状態や樹脂の浸透状況を逐一チェック
   • 隣接するコンクリートへの影響や作業安全を徹底

施工中は、お客様にわかりやすく工程や効果を説明しながら進めることで、安心して任せられる施工を心がけました。

施工後（After）

施工完了後、基礎のひび割れはしっかり補修され、耐久性と安全性が向上しました。

今回のハイブリッド工法による補強により

• アラミド繊維補強で、再ひび割れや将来的な構造劣化のリスクを低減
• 表面も滑らかに整えられ、美観面でも改善

お客様からも「これで安心して住める」とお喜びの声をいただきました。

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