尼崎市で木造住宅の基礎コンクリートの表面の割れで現場調査とお見積り依頼
こんにちは!街の基礎やさん尼崎店です!
今回は、木造2階建ての基礎コンクリートの表面割れでの補修、お見積り依頼で現場調査にお伺いいたしました。
木造住宅の基礎コンクリートの表面の割れで現場調査とお見積り依頼
床下の環境は住宅の寿命を脅かす原因にもつながります。
今回は簡単に床下の状況と、影響についてお伝えいたします。
よく質問があるのが、床下点検て必要なのか?不安感があるなどよくご相談を頂きます。
床下点検はなぜ実施しないといけないのかご質問に答えていきます。
家の定期健診
床下の点検手て基本何するの?という疑問点があると思います。
1980年代から2000年にかけてリフォーム業界は広がっていきました。
一昔前は、お住いを建てて故障もしくは破損をした箇所を補修か新しくするという概念で、リフォームは行われてきましたが、
現在は、生活を快適に過ごす、おしゃれにしたい、老後の備えとしての改善工事としても主流となりました。
床下点検は、
床下には、ライフライン(ガス、電気、水道)などの配管、配線されている箇所であり、
また基礎や土台木、柱などのお住いの構造部分が多く集合している箇所で、その地下部分の劣化や害虫(シロアリ)被害などを点検(診断)する目的があります。
なぜ床下点検を実施しないといけないのか、何年単位でした方がいいのか?
新築などは5年10年とメーカー保証内で、点検してくれると思います。
上記に書いた箇所や、配管の不具合や水漏れ、湿気がこもっていないか、木材が腐食(カビなど)が繁殖していないかなども調査内容に含まれております。
また、建てた当時に白蟻消毒を施していると思いますが、耐用年数的には、5年~10年と消毒の効き目が弱まってきます。
そのため、床下点検(住宅診断)は5年周期で・床下・構造・外構・外壁・屋根と劣化の進行を把握しておく方がいいのです。
またなぜそこまで、湿気や白蟻について建築業界は危惧しているのでしょうか?
湿気が引き起こす劣化症状
害虫やカビ、菌は湿度の高い箇所を好む特性があります。
特に換気ができない、床の下で常時湿気がこもった状態になると、シロアリやカビの繁殖には最適な条件です。
最近では冷暖房効率化に伴い、気密性を優先する方も増えてきましたが、実は湿気が発生すると気密性が高いせいで湿気がこもりやすい環境に。
過去では、換気性や地盤からの湿気が影響で木材が腐るという利点から、ベタ基礎が作られましたが、
ベタ基礎だからと言って、完全に安心ていうわけではないのです。
湿気の影響はお住いに大きなダメージを与える
床の下の湿度が高い箇所、換気ができないなどの高環境で繁殖した、シロアリやカビは大きな影響を与えます。
床の下での繁殖の発見が遅れると、居住空間までも侵食していきます。
特に、押入などの床部分にカビの発生やにおいの発生や床材の老朽化の原因、壁材のカビの発生など。
その症状を改善しようとし、床材など張り替えたとしても数年で症状を繰り返すのです。
またカビなどの繁殖でダニの繁殖、カビの発生でアレルギーを発症する原因にもつながってきます。
水漏れや湿気の発生でお住いの寿命が短くなる
木造建築だけではなく、床材など木材に影響を与えるのが、木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)と呼ばれる菌が繁殖します。
木材腐朽菌が繁殖すると通常よりも速いスピードで木材の腐食が進行します。
通常の木材の含水率は13~20%ですが、湿気による含水率は25%を超えるとさらに木材腐朽菌が繁殖し、
腐食率が5%超えると、木材の強度は低下し、通常の強度よりも半分ほどになってしまいます。
木材の劣化だけではなく、コンクリートも上記で書いた通り水分の影響を受けるため、コンクリートの老朽化も早めます。
水分を吸収、乾燥を繰り返すとコンクリート材は内部の成分が表面に露出し強度も低下します。
床の下でこのような症状があると表面に出てくる
実際に押入や壁紙へカビや雨染みなどの影響を与えていると、床の下では劣化現象が進行している証拠でもあります。
基礎部分の木材の腐食は、お住いをズレさせる原因で水の浸透率で耐久性にも影響していく部分です。
家の傾きや開口部(押入やドア、窓)の開閉にも影響をきたし室内の傾きの原因です。
また外壁塗装を実施し間もないのに、ひび割れが発症するのは施工不良の可能性もありますが、
住宅自体の老朽化で住宅が傾き、ひび割れ、窓サッシ部分の隙間の発生など様々な原因に繋がる部分ですが、
あまり床下、基礎部分は普段目に見えない部分でもありますし、通常の大工さんや工務店では判断できません。
住宅メンテナンス診断士や耐震診断士、建築士でないとお住いの劣化現象の原因を追究するのは難しいのです。
湿気で木材が腐り、シロアリ被害でお住いの耐久性が低下する
シロアリ被害や、構造木材の腐食(腐り)は耐久性を低下させます。
阪神淡路大震災で、倒壊した住宅の3割は白蟻被害や木材の腐食の背景がありました。
昔の基礎は布基礎と言い、コンクリートの土台があり地面がむき出しになっており、
地面の湿気や、水漏れの影響、シロアリ被害で木材が腐り耐久性が低下しているが、点検することがありませんでした。
現在のような、建築法ではなく基礎の製造段階の配分表や、基礎幅は規定がなく、目に見えない箇所の劣化は発見ができませんでした。
また一部の方が、床下の換気や床下の掃除、畳の天日干しなどをしっかりしている人が、
シロアリの対策や耐震の対策を個人間で施していたため、倒壊し無くすんだとデータで現れ、建築法が改定されましたが、
実際は、予想は出来るが各ご家庭で土地の立地や生活スタイルは変わってきます。
そのため、定期的な点検(診断)が必要です。
人間のように言葉を発さない住宅です。人間は悪いところがないか人間ドックに行ったりしますが、
床下点検や建物診断はお住いの為の人間ドックと同じです。
それでは、基礎の歴史や劣化症状についてもお伝えしていきます。
基礎調査の様子
お住まいのキッチンや脱衣場の床下収納庫(点検口)から床の下へアクセス調査していきます。
床下収納庫は、床下のライフライン(水道、電気、ガス)のメンテナンスや補修を行う際に必要です。
また点検口は建築法で義務化されていますが、不要とみなし無くしているお住まいも多いですが、補修が不可能になったり、
点検口が無い為、大掛かりな工事になったりしますので、ご注意ください。
基礎の劣化状態
内基礎の構造クラック(ひび割れ)が発見されました。基礎クラックには2種類存在します。
・ヘアークラック
ひび割れ幅0.5㎜以下のクラックがヘアークラックと言い、髪の毛の様に細いという意味ですが、
ヘアークラックの場合、内部までの被害は進行しておらず、水の浸透などしない為、補修は必要だが焦る必要はありません。
・構造クラック
ひび割れ幅0.5㎜以上のひび割れを構造クラックと言います。構造クラックは内部の鉄筋まで水分が浸透する事のできる幅で、
早めの補修が必要になります。また補修方法としては、コンクリート用のエポキシ樹脂を使用するかコンクリート補強が必要です
住宅基礎の重要性とは?
住宅基礎は上記にも書いてある通り、改良さててきました。
1981年よりも以前の住宅では、お寺等の基礎(枕基礎)と呼ばれる基礎から、基礎に鉄筋が入っていない無筋基礎。
※無筋基礎は耐震性が約5~6程の地震で倒壊しない造りとなっており、震度5で倒壊はしないものの破損や半壊までする。
鉄筋が入った布基礎、コンクリートの成分の配分表の作成や基礎の幅の規定され、布基礎の地面の湿気等の影響で現在のベタ基礎が出来ました。
基礎の耐用年数
・住宅基礎の耐用年数は約30年~60年といわれており、基礎の鉄筋(鉄)とコンクリートの耐用年数を表しています。
住宅で使用されるコンクリートは半永久的に持つ素材ですが、コンクリートの成分にふくまれる、セメント成分(アルカリ性)が雨水や排気ガスといった(酸性)を吸って吐いてを繰り返し、コンクリートが中性化を起こし、セメント成分が抜け、コンクリート表面に出てくる現象を白華現象といいます。コンクリートの成分が抜け出し弱っていきます、クラック(ひび割れ)が生じ、またコンクリート内の鉄筋がクラック(ひび割れ)の箇所、こんくりーとが雨水を吸い込んでいる為、雨水が侵入し鉄筋を錆びさせる事で鉄筋は強度が下がります。
基礎とは?
基礎は、建物の最下部にあり、上物の荷重を地盤に伝える構造になります。
また建物の安全に支えるために、非常に重要な箇所になります。
基礎は、布基礎(連続フーチング基礎)とベタ基礎となります。
住宅基礎コンクリートの劣化 セルフチェック項目とは?
ひび割れは0.3㎜以上、基礎が剝がれている、基礎を触ると白い粉が手に付く
どれか一つでも当てはまる場合は早めに補修工事が必要です。
なぜ基礎コンクリートは経年劣化を引き起こすのか?
基礎コンクリートだけではなく、コンクリート自体経年劣化します。
コンクリート塀や駐車場などのコンクリートでこういうのは見たことないですか?
コンクリートが変色し黒くなっている光景は見たことがあると思います。
コンクリートの黒ずみは雨水の浸透で引き起るのですが、コンクリートには防水性がありません。
雨水を吸収し、乾燥を繰り返すとコンクリートの成分のカルシウムが抜け脆くなっている状態で表面を触るとざらざらしており、手に粉が付着します。
※この現象が白華現象と言います。
コンクリートが脆くなることでひび割れも発症しやすくなりますし、基礎コンクリートの場合は住宅を支える大切な構造物になります。
基礎コンクリートの経年劣化が進むとこんな事が引き起ります。
基礎コンクリートの劣化を放置するとこんな事が起きる!
基礎コンクリートの劣化は地震等の自然災害の被害を受けやすくなるほか、元々ひび割れが地震の影響で発生し、雨水が内部に侵入している。
地盤の湿気がすごい立地や設備の漏水でも基礎コンクリートは劣化していきます。
脆くなった基礎コンクリートは住宅の荷重を支えきれなくなり倒壊のリスクが高まります。
基礎の改定はなぜし続けられているのか?
住宅の基礎の見直しのタイミングには、大型地震の発生が隠れております。
基本的には、大型地震の発生は100年周期なんていわれていますが、日本では震度5.6が1年で200回未満、
震度4.3が1年で400回未満、震度2.1では1年間14000回とかなり多い地震の回数なのです。
日本人は、震度3ほどではあまり気にしていないというデータもあるほど、地震への注意が低いのも事実です。
確かに、震度1,2では揺れたなと感じる程度、震度3や4、5でもパニックにはなりにくいですよね?
しかし他国では震度1.2でもかなりのパニックが発生しますし、他国では耐震性も日本よりも低いという点もあります。
地震の発生の事実はご存じでしょうか?
1993年 (平成5年) 北海道南西沖地震 M7.8 死者 230人 |
1995年 (平成7年) 阪神・淡路大震災 M7.3 死者 6.437人 |
2004年 (平成16年) 新潟中越地震 M6.8 死者 68人 |
2005年 (平成17年) 新潟西方沖地震 M7.0 死者 1人 |
2007年 (平成19年) 能登半島地震 M6.9 死者 1人 |
2007年 (平成19年) 新潟県中越沖地震 M6.8 死者 15人 |
2008年 (平成20年) 岩手・宮城内陸地震 M7.2 死者 23人 |
2011年 (平成23年) 東日本大震災 M9.0 死者 18.446人 |
2016年 (平成28年) 熊本地震 M7.3 死者 273人(直接死50人) |
2018年 (平成30年) 大阪北部地震 M6.1 死者 6人 |
2018年 (平成30年) 北海道胆振東部地震 M6.7 死者 43人 |
2021年 (令和3年) 福島県沖地震 M7.3 死者 3人 |
2022年 (令和4年) 福島県沖地震 M7.4 死者 3人 |
近年での地震発生を表にするとこのようになります。
実際に表にしてみると、大震災前に頻繁的に大きな地震が発生していることがわかると思います。
阪神淡路大震災から東日本大震災の開いている時間はわずか16年という事で、近年阪神・淡路大震災が発生と東日本大震災の発生と、
同じような周期だと感じれますし、南海トラフ地震の発生は約30年以内に発生が約80%~90%と引き上げられました。
実際に地震の表を確認していただいてもわかる通り、地震の発生頻度も多くなり真実味が生まれてきました。
系統を考えても前回の東日本大震災の16年後、2027年も危険なのでは?と感じるようになりました。(筆者の感想)
また耐震性を向上させた建築法ですが、やはり年数が経つと落ちていくため、耐震工事の需要が上がっています。
増加する住宅リフォーム工事のトラブル、悪質な訪販リフォームだけじゃない!
実際に、国民消費者センターにリフォーム関連で、相談される方も多くいらっしゃいます。
上記のサイトは、独立行政法人国民消費者センターのリフォームに関する相談件数など様々な詳細を記載したサイトになります。
気になる方は一度見てみてください。
実際、このリフォームなぜ行ったのだろう?契約書や工事写真など疑問に思った方からのご相談などもよく調査する際にお聞きします。
訪問販売の中には、きちんと施工、管理、満足のいくリフォームをしてくれる業者は多くあります。
大手の業者だからと言って、手抜きがないかどうか?金額があっているかどうかは判断できない場合も多くあります。
しかし、一部の悪徳訪問販売業者や悪徳業者がずさんな工事、施工を行う為、きちんとしている業者までのそのような目で見られます。
また、工事を検討している方への不安や不満、疑問などにもつながります。
そんな自分たちが取り組んでいることをお伝えいたします。
基礎コンクリートの経年劣化の症状とは?
基礎の経年劣化の症状の1つ、ひび割れ(クラック)の発生で、ひび割れの幅が0.3㎜以上の幅になっている場合は、早めの補修をオススメします。
先程基礎の内部には鉄筋が入って強度を高めていると言っていましたが、基礎の表面にひび割れ(クラック)の幅が0.3㎜を超えると雨水が侵入するには
必要最低限の幅になります。基礎内部に雨水が侵入すると鉄筋をサビさせます。
鉄筋がサビると鉄の性質上、膨張してしまい上記の写真の様に、
基礎内部から破壊され剝離していき、耐久性が低下していきます。
ベタ基礎の場合は地面からの湿気の影響も踏まえ、耐用年数が約30年~40年と言われる理由です。
ベタ基礎でもひび割れや水回りの漏水や結露が基礎の劣化を促進させていきます。
基礎コンクリートの亀裂は危険?補修の目安は?
皆様がよく目にする基礎は、外周の外基礎部分だと思います。
化粧モルタルが基礎コンクリートを保護しています。
こちらは基礎の剥離があり補修したいとのご依頼を頂き、その際に現場を撮影したものとなります。
基礎の表面が剥がれ内部が見えていますね。
この内部にあるのが基礎コンクリートで、お住いの土台となる大切な構造物です。
コンクリートは雨水や排気ガスに弱く、吸収乾燥を繰り返すと脆くなるため化粧モルタルを塗り予防しております。
そのため表面のひび割れはこの化粧モルタルへのひび割れの恐れがある為、クラックスケールを使用し深さ、幅を測定します。
クラックスケールとは?
基礎や外壁の亀裂(ひび割れ)などを測定するために、クラックスケールを使用し測定します。
基礎コンクリートの表面は床の下の内基礎(基礎表面)を測定し、外基礎の測定をしますが、
ご自身でセルフチェックする場合は、テレホンカード(のようなポイントカードでも可)やシャーペンの芯などで測定が可能です。
住宅のコンクリートのひび割れ(クラック)
コンクリートの表面にひび割れが入るとひび割れ幅0.3㎜を超えると、水が浸透しやすくなり
0.5㎜を超えると、内部の鉄筋まで水(雨水)が浸透しサビさせてしまいます。
基本的には基礎コンクリートは、縦方向にひび割れが発症するケースが多く、上記にも書いた通り、
0.3㎜、0.5㎜と基礎コンクリートのひび割れでの症状での危険度が変わってます。
基礎のひび割れの種類
・ヘアークラック
幅0.3㎜以下、深さ0.4㎜以下の髪の毛のようなひび割れ(クラック)のことを指します。
細いひび割れで、補修や補強についてはあまり急がなくてもいいひび割れとも言えますが、
このヘアークラックを放置していると、幅や深さは年々広がっていきますので、しっかり調べ調査してもらう必要はあります。
・構造クラック
幅0.3㎜以上、深さ0.4㎜以上のひび割れ(クラック)のことを指します。
ヘアークラックとは違い幅、深さがあるひび割れは内部の鉄筋まで到達している恐れもあり基礎補強が必要になります。
また構造クラックを放置していると上記の爆裂現象を引き起こし、基礎が剥離してしまう原因にもなります。
基礎のひび割れ部分には、地盤の弱さや地震の影響を受けています。
ひび割れた箇所にお住いの荷重がかかり、ひび割れは引っ張られます。コンクリートは横に引っ張られる力にはかなり弱いのです。
コンクリートの引張強度とは?
図の通り、上からの圧縮(お住いの荷重)については
コンクリートは強く、荷重を地盤に伝える役割を持っています。
しかしその一方、横へ引っ張られる力には弱く、
ひび割れた箇所へ働く力は、横へ横へ引っ張られ、
ひび割れの幅の拡張や建物のズレに繋がります。
基礎のひび割れでの重要な破損、注意点や症状の解説
基礎のひび割れで、ヘアークラックは急がないと言いましたが、一か所に無数に発生している。
ヘアークラックの発生個所が多い場合や基礎コンクリートに横割れがある場合は、土地や基礎自体に何らかの不具合が発生しています。
ヘアークラックが多い場合は土地の地盤沈下や、建設時の施工不良が考えられます。
※地盤沈下の場合、勝手口や犬走り部分の亀裂や分離、室内では建具の開閉時の不具合や建物のズレによる傾きなど。
基礎コンクリートが横割れしている場合も非常に危険です。
内部破壊でないと、コンクリートは横に割れないため、鉄筋がサビてしまい内部から破壊している状態です。
ひび割れが発症していない基礎でも耐久年数が布基礎で約30年~40年、ベタ基礎で約50年~60年で劣化する為、
ひび割れの放置は、基礎の耐久年数の低下につながりますので早めに調査する必要があります。
床下の湿気の原因とは?立地や床下環境が影響している
基礎は、建物の最下部にあり、上物の荷重を地盤に伝える構造になります。
また建物の安全に支えるために、非常に重要な箇所になります。
基礎は、布基礎(連続フーチング基礎)とベタ基礎となります。
現在の新築では、ベタ基礎が採用されています。
地の湿気の影響は受けにくくなっていますが、水回りの老朽化や漏水、配管の結露なども湿気の原因です。
また住宅基礎の周りから、雨水などの吸収によりコンクリートの劣化症状のひび割れ(クラックや破損)の影響により、
ひび割れ箇所から水の浸透で、湿気を発生させるので柱や床下地など様々な木材に影響を与えます。
害虫や菌の繁殖をさせてしまう
害虫やカビ、菌は湿度の高い箇所を好む特性があります。
特に換気ができない、床の下で常時湿気がこもった状態になると、シロアリやカビの繁殖には最適な条件です。
最近では冷暖房効率化に伴い、気密性を優先する方も増えてきましたが、実は湿気が発生すると気密性が高いせいで湿気がこもりやすい環境に。
過去では、換気性や地盤からの湿気が影響で木材が腐るという利点から、ベタ基礎が作られましたが、
ベタ基礎だからと言って、完全に安心ていうわけではないのです。
湿気の影響はお住いに大きなダメージを与える
床の下の湿度が高い箇所、換気ができないなどの高環境で繁殖した、シロアリやカビは大きな影響を与えます。
床の下での繁殖の発見が遅れると、居住空間までも侵食していきます。
特に、押入などの床部分にカビの発生やにおいの発生や床材の老朽化の原因、壁材のカビの発生など。
その症状を改善しようとし、床材など張り替えたとしても数年で症状を繰り返すのです。
またカビなどの繁殖でダニの繁殖、カビの発生でアレルギーを発症する原因にもつながってきます。
水漏れや湿気の発生でお住いの寿命が短くなる
木造建築だけではなく、床材など木材に影響を与えるのが、木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)と呼ばれる菌が繁殖します。
木材腐朽菌が繁殖すると通常よりも速いスピードで木材の腐食が進行します。
通常の木材の含水率は13~20%ですが、湿気による含水率は25%を超えるとさらに木材腐朽菌が繁殖し、
腐食率が5%超えると、木材の強度は低下し、通常の強度よりも半分ほどになってしまいます。
木材の劣化だけではなく、コンクリートも上記で書いた通り水分の影響を受けるため、コンクリートの老朽化も早めます。
水分を吸収、乾燥を繰り返すとコンクリート材は内部の成分が表面に露出し強度も低下します。
基礎の劣化を止めるにはひび割れ0.3㎜以上の構造クラックの際は?
基本的に、基礎の現状維持とひび割れや劣化症状を進行させない工法です。
樹脂と繊維のハイブリッド工法で、その他の基礎工事よりは比較的安価に施工が可能ではありますが、
次世代に受け継ぐ事や中古物件を購入し、30年以上住むと計画を立てている方にはお勧めしません。
基礎の耐久性と耐震性を向上目的の方には、増し基礎や建て替え、ベタ基礎補強工事の方が長い目を見てもそちらの方がいいです。
アラミド繊維基礎補強は現状維持です。
劣化現象をこれ以上進ませない。コンクリートの劣化を阻止する。
元々は高速道路やトンネルの壁面のコンクリート補強工事です。強固にもなりますし、引張強度も高まります。
公共的な施工方法である為、新たな基礎工事として確立されてきました。
しかし耐震性を向上させようと考えている方は、耐震金具の導入(新築は耐震金具は義務)を検討してみてください。
阪神淡路大震災や、熊本地震で耐震金具の重要性はかなり注目視されました。
絶対に倒壊しないと言われていた建物の倒壊、半壊。しかし耐震金具を取り付けていた住宅では、倒壊を間逃れた実例もあります。
お気軽にご相談ください!
基礎の経年劣化を放置すると?
基礎のひび割れが発生すると、基礎強度不足やズレの発生での柱や土台木といった木材のつなぎ目のズレや外れが生じ、
地震等の大きな衝撃が加わった際、住宅は支えきれなくなり、倒壊する恐れが高くなります。
耐震金具が初期から取り付けていない住宅では、基礎と土台木、柱が抜けてしまいズレ落ちてしまう事も倒壊の理由です。
※写真の様に基礎と住宅部分がズレ落ち危険な状態に。
基礎の劣化を止めるにはひび割れ0.3㎜以上の構造クラックの際は?
基本的に、基礎の現状維持とひび割れや劣化症状を進行させない工法です。
樹脂と繊維のハイブリッド工法で、その他の基礎工事よりは比較的安価に施工が可能ではありますが、
次世代に受け継ぐ事や中古物件を購入し、30年以上住むと計画を立てている方にはお勧めしません。
基礎の耐久性と耐震性を向上目的の方には、増し基礎や建て替えが必要になります。
増加する住宅リフォーム工事のトラブル、悪質な訪販リフォームだけじゃない!
実際に、国民消費者センターにリフォーム関連で、相談される方も多くいらっしゃいます。
上記のサイトは、独立行政法人国民消費者センターのリフォームに関する相談件数など様々な詳細を記載したサイトになります。
気になる方は一度見てみてください。
実際、このリフォームなぜ行ったのだろう?契約書や工事写真など疑問に思った方からのご相談などもよく調査する際にお聞きします。
訪問販売の中には、きちんと施工、管理、満足のいくリフォームをしてくれる業者は多くあります。
大手の業者だからと言って、手抜きがないかどうか?金額があっているかどうかは判断できない場合も多くあります。
しかし、一部の悪徳訪問販売業者や悪徳業者がずさんな工事、施工を行う為、きちんとしている業者までのそのような目で見られます。
また、工事を検討している方への不安や不満、疑問などにもつながります。
基礎補強工事タックダイン施工の施工工程
床を解体しない施工で、床下点検口から床下の基礎部分にアクセスし施工をします。
施工前約1週間前ほどにご近所挨拶の実施
街の基礎やさん尼崎店では、工事前事前あいさつ回りを
弊社スタッフがご近所様へのあいさつ回りを実施しております。
お客様の声で工事の際はご近所さんに工事を伝えた方がいいのか?
粗品とか持ってあいさつしないといけないのかな?と質問を受けることがあります。
弊社では、ご近所トラブルのリスクの軽減、お客様への負担をかけない。
ご近所様にも伝え、トラブルのない工事を実施します。
※あいさつ回りを実施する際は・マスク・アルコール除菌を徹底しております。
①タックダインの商材説明
使用するタックダインの説明をお客様に施工前に説明したします。
工事を提案時、契約時にも説明を行っております。
タックダインのカタログのお渡し後であっても、
直接商材を見てもらい知ってもらう所から施工は始まります。
やはり普段目に見えない箇所の施工な為しっかりと施工写真の
撮影を実施し、完工後に小冊子にしお渡ししております。
②施工場、運搬通路や家財に傷がつかないように養生作業
床の下にはホコリや布基礎の場合は土があります。
そのため、ホコリや土が舞う為しっかりと養生をします。
点検口はキッチンや脱衣場、廊下、畳の下など各ご家庭ごとに
設置場所が変わっていきます。
点検口(床下収納庫)がないお住いもあるがどうするのか?
点検口を以前のリフォームの際に無くしてしまって現状ないってお宅が一定数ございます。
点検口がない場合、基礎の劣化状況も把握できないのです。
また基礎の点検だけではなく、お住いのライフラインのトラブル(水道漏れや排水漏れ、ガス漏れなど)を点検や調査するために
点検口は建築法的には義務化されております。
収納庫を使わないから、点検しないから無くすと言えば大工や工務店はその通りにします。
実際に様々なライフラインが床の下には詰まっておりますし、耐震性の調査時の点検項目にも床の下の状態の項目があるほど重要です。
点検口(床下収納庫)の設置には約3万~程掛かってきますが、今後のことを考えても作成しておいた方がいいのは確実です。
※弊社では、和室の部屋や押入が1階にある場合下地木材をカットし、点検口も作成が可能です。
お気軽にお問合せお待ちしております。
③実際にタックダインとアラミドシートを貼り付け施工
タックダインには、下地剤(プライマーの役割)と上剤(補強剤)があります。
下剤を基礎高に合わせローラーを使用し塗っていき、アラミドシートを張り付けていきます。
アラミド繊維は、鉄筋の約7倍の引張強度を持っているため、コンクリートを補強材で保護しアラミドシートの強度で、
ひび割れの発症を防ぎ、現状のひび割れの進行を防ぎます。
※ひび割れの幅が大きい場合は、事前にコンクリート亀裂充填剤を使用しひび割れを補強し施工します。
番外編 コンクリートの中性化を止めアルカリ性に戻す溶剤 ガラスプライマー
基礎コンクリートは、長い間雨風の影響、排気ガスの影響を受け脆くなり成分が抜けていく現象を中性化現象と言います。
中性化現象を引き起こしている目安として、基礎表面が白く変色している、触ると手に粉のような土のようなものが手に付着するのが目安です。
また打診をし音の違いなども調査で分かりますが、一般の方なら上記の症状が一番わかりやすいと思います。
この中性化したコンクリートをアルカリ性に戻していく再結晶化をさせるプライマーです。
タックダインを開発したファイバーダイン社が制作し、同時工事も可能でより基礎に強度を元に戻すためのプライマーです。
④乾燥後 基礎補強工事タックダイン施工 完工
上剤を塗って乾燥(24時間)させ完工となります。
上記でも書いた通り、工期は約1日~3日で施工可能で、工事時間も例9時~17時までの施工となります。
※工事時間は、お客様のご都合にも合わせて可能です。
アラミドシート基礎補強工事(ハイブリット工法タックダイン施工)について
基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので
そんなお悩み私たちにお任せ!
実際に合った床下での劣化状況をその場で共有
実際の劣化状況をその場でお伝えする。
実際にその日の時刻で写真を収め、誰のお住いの床の下かわかるようにし、お伝えいたします。
その際には、お客様のテレビをお借りし大きな画面でご説明をし手の加え方をお伝えいたします。
実際に状況がかなり進んでいる場合でも、実際にどこの業者に頼むかはお客様次第です。
家の状況が実際にどの様に進んでいて、今後どうなるのかをお伝えして何通りの手のく分け方をお伝えしています。
※どんな状況でもすぐに倒壊するなど基本的にはありません。近々大型の地震が来るなど預言者なら別ですが。
それでは、基礎の劣化やお住いの劣化はなぜ進行するのかを簡単にお伝えいたします。
皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?
お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??
いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。
人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。
また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。
・ご相談・家屋診断・お見積もりは無料です!!
お気軽にご相談ください お問合せはこちらから
お電話は0120-315-227まで!!