令和6年8月7日 駐車場コンクリート壁のひび割れで現場調査依頼

こんにちは!街の基礎やさん尼崎店です。
今回は駐車場のコンクリートの劣化が気になり、当社にお問合せを頂きました。


駐車場のコンクリートの天井、壁の老朽化で補強したいと考えていました。
解体できないし、現状の幅のまま補強したいと検索していたら、
補強樹脂を塗って補強できると拝見しご連絡しました。

この度は、お問合せありがとうございます。
アラミド繊維と補強樹脂を混ぜ合わせたハイブリッド工法ですね。
現状の劣化症状などを調査、ご説明させていただきお見積りを作成します。
お代はかかりませんので安心下さい!


コンクリート塀の実際の状態

雨や風様々な影響を受ける外構でのコンクリート建造物。
コンクリート建造物は耐久性が高いと思われている方が多いのですが、定期的なメンテナンスが必要なのです。
実はメンテナンスフリーと言われている商材でも、何らかの破損が発症すると補修が必要なのと同じです。
それでは、現状の紹介とともにコンクリート建造物の老朽化に触れていきます。

s-コンクリート壁面
s-コンクリート壁面2

こちらが駐車場のコンクリートの壁面の写真になります。
コンクリートのブロックを積み上げ壁、天井を作っている駐車場でコンクリートの表面が黒くなっていることがわかりますでしょうか?
コンクリートの変色は、長年の雨水の浸透や排気ガスの影響が主の原因です。

またコンクリートのブロックの耐久年数は約30年と言われておりそれまでには何らかのメンテナンスが必要ですが、
実際は、立て直したり新たにコンクリートを打設するのが主流でした。
それではまず初めに、コンクリートの老朽化についてお伝えしていきます。

コンクリート建造物の老朽化の症状について

上記にもあるコンクリートの変色についてまず解説していきます。

コンクリートの表面の変色の問題点

コンクリートの黒ずみは水の浸透による、水染みということは触れていきました。
またコンクリートの主の成分アルカリ性に影響を与える、酸性の存在です。
酸性は、排気ガスや酸性雨などの酸性の影響で、コンクリートの耐久性を脅かすのはご存じでしょうか?

コンクリートに酸性が吸収されるとアルカリ性が酸性に近づく”中性化現象(ちゅうせいかげんしょう)”を発症させます。

内基礎の様子 白華現象

中性化現象の目印として、白華現象と呼ばれるコンクリートの表面が白く粉っぽくなる現象があります。
雨などの水分を吸収し、コンクリートのアルカリ性が酸性の浸透により表面に出てきている現象です。
※簡単に言えば、コンクリートの栄養分が排出されているということです。

内部の成分が抜けていくと、コンクリートは耐久性がなくなっていき、脆くなっていおります。
そんな脆くなっている現象として、白華現象や針状結晶、豆板(ジャンカ)などの表面に出てくる症状が劣化が進んでいる合図になります。

基礎の劣化-ジャンカ-豆板

コンクリートの表面での症状が進み、ボロボロになってしまうとひび割れや剥離の原因でもあり、地震や幹線道路の影響を受けやすくなります。
そのため、建造物の多くがコンクリートを使用していますが、適切なメンテナンスを行わないと大変なことに繋がります。

コンクリートのメンテナンスをしていないとどうなるの?

街の基礎やさん 住宅基礎

現状基礎コンクリートやコンクリート建造物の老朽化を放置して上記のような災害時に起きるリスクは向上しますが、
耐震工事や耐震金物を取り付けているから、安心というわけではないのです。
コンクリートの老朽化で金物の外れやズレ、柱のズレが原因で倒壊する場合もあるのです。

だからと言って、上記の変色やその他の劣化症状に関しては、しっかりと業者(プロ)の意見を聞くことをおすすめします。

コンクリート建造物、基礎コンクリートのセルフチェック項目

コンクリートのひび割れ(クラック)の確認

s-基礎構造クラック 尼崎

コンクリート建造物のひび割れ(クラック)の幅の確認です。
0.3㎜以上のひび割れは、構造クラックと言い水が鉄筋に浸透する幅のラインになります。
それ以下なら水は鉄筋部分には到達しませんが、基礎や建物の荷重を受けひび割れは徐々に拡大していきます。
そのため、日々のセルフチェックが肝となります。
※ひび割れは構造上縦に入ることが多いのですが、横にひび割れがある場合は土地やお住い自体に何らかの不具合がありますので、
横割れを発見して場合は早めに業者にお問合せ下さい。

横割れの原因の例

街の基礎やさん 構造劣化

地震や大きな揺れ、地盤沈下などの影響で主に横ひび割れは発症もしくは、鉄筋のサビの影響で内部からの破損。
これだけ横割れでのお住いへの影響は大きく、コンクリートが非常に脆くなっているのです。
また縦のひび割れも内部の鉄筋をサビさせるため、最終的に横割れに結びつきます。
コンクリートのひび割れを発見した場合は早めに補修、補強を行いましょう。

コンクリートの表面を触ってみる

コンクリートの表面を実際に触ってみましょう。
砂のような、粉のようなものが付着する場合は白華現象を引き起こしているためわかりやすいですね。
また基礎コンクリートの場合は内基礎(内部の基礎)も見る必要があります。
外側に発症していなくても、内側は発症している場合があります。

※弊社では無料で現場調査を実施しております。お気軽にお問合せ下さい。

基礎補強工事ハイブリット工法タックダイン施工について

基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので一度見てみてください!

街の基礎やさんは徹底的に調査(ホームドック)を実施

街の基礎やさん ホームドック

街の基礎やさんでは、劣化箇所の調査をしっかりと行います。
通常のリフォーム提案では、施工箇所の商材の提案がメインになってきますが、
弊社では、劣化箇所がそのままならリフォーム箇所の将来性も考え、最善のリフォーム、補修の提案をさせて頂きます。

お気軽にご相談、お問い合わせください!

皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?

お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??

いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。

人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。

また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
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