令和5年8月5日押入の湿気でカビの発生、家屋調査依頼
こんにちは!街の基礎やさん尼崎店です!
一階の押入の床がカビがあり当社ホームページを拝見し湿気の心配で家屋調査のご相談を頂きました。
押入のカビや壁のカビの発生は、床下からの影響があるはご存じでしょうか?
それでは床下の湿気が起こす劣化や原因についてお伝えいたします。
押入や壁紙のカビなどは床下からの湿気が原因
押入や壁紙にカビが繁殖して困っていたり、床下収納を開けるとカビくさいななど困っている方が見てると思います。
湿気取り使っても解消されない、床がベコベコしてきたなど症状は様々です。
壁紙や押入の中などの湿気で、皆様考えるのが梅雨時期や結露など考えが付くかともいます。
しかし、換気していてもなんかジメジメしているななんて感じたことはないでしょうか?
実は、床下で湿気がこもっているかもしれません。
実際床下の状態なんて知らない、どうなっているのかも知らないという人が多いのです。
床下の湿気の原因とは?立地や床下環境が影響している
基礎は、建物の最下部にあり、上物の荷重を地盤に伝える構造になります。
また建物の安全に支えるために、非常に重要な箇所になります。
基礎は、布基礎(連続フーチング基礎)とベタ基礎となります。
現在の新築では、ベタ基礎が採用されています。
地の湿気の影響は受けにくくなっていますが、水回りの老朽化や漏水、配管の結露なども湿気の原因です。
また住宅基礎の周りから、雨水などの吸収によりコンクリートの劣化症状のひび割れ(クラックや破損)の影響により、
ひび割れ箇所から水の浸透で、湿気を発生させるので柱や床下地など様々な木材に影響を与えます。
床の下で湿度が高く湿気がこもるとどの様な影響があるのか?
害虫や菌の繁殖をさせてしまう
害虫やカビ、菌は湿度の高い箇所を好む特性があります。
特に換気ができない、床の下で常時湿気がこもった状態になると、シロアリやカビの繁殖には最適な条件です。
最近では冷暖房効率化に伴い、気密性を優先する方も増えてきましたが、実は湿気が発生すると気密性が高いせいで湿気がこもりやすい環境に。
過去では、換気性や地盤からの湿気が影響で木材が腐るという利点から、ベタ基礎が作られましたが、
ベタ基礎だからと言って、完全に安心ていうわけではないのです。
湿気の影響はお住いに大きなダメージを与える
床の下の湿度が高い箇所、換気ができないなどの高環境で繁殖した、シロアリやカビは大きな影響を与えます。
床の下での繁殖の発見が遅れると、居住空間までも侵食していきます。
特に、押入などの床部分にカビの発生やにおいの発生や床材の老朽化の原因、壁材のカビの発生など。
その症状を改善しようとし、床材など張り替えたとしても数年で症状を繰り返すのです。
またカビなどの繁殖でダニの繁殖、カビの発生でアレルギーを発症する原因にもつながってきます。
水漏れや湿気の発生でお住いの寿命が短くなる
木造建築だけではなく、床材など木材に影響を与えるのが、木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)と呼ばれる菌が繁殖します。
木材腐朽菌が繁殖すると通常よりも速いスピードで木材の腐食が進行します。
通常の木材の含水率は13~20%ですが、湿気による含水率は25%を超えるとさらに木材腐朽菌が繁殖し、
腐食率が5%超えると、木材の強度は低下し、通常の強度よりも半分ほどになってしまいます。
木材の劣化だけではなく、コンクリートも上記で書いた通り水分の影響を受けるため、コンクリートの老朽化も早めます。
水分を吸収、乾燥を繰り返すとコンクリート材は内部の成分が表面に露出し強度も低下します。
床の下でこのような症状があると表面に出てくる
実際に押入や壁紙へカビや雨染みなどの影響を与えていると、床の下では劣化現象が進行している証拠でもあります。
基礎部分の木材の腐食は、お住いをズレさせる原因で水の浸透率で耐久性にも影響していく部分です。
家の傾きや開口部(押入やドア、窓)の開閉にも影響をきたし室内の傾きの原因です。
また外壁塗装を実施し間もないのに、ひび割れが発症するのは施工不良の可能性もありますが、
住宅自体の老朽化で住宅が傾き、ひび割れ、窓サッシ部分の隙間の発生など様々な原因に繋がる部分ですが、
あまり床下、基礎部分は普段目に見えない部分でもありますし、通常の大工さんや工務店では判断できません。
住宅メンテナンス診断士や耐震診断士、建築士でないとお住いの劣化現象の原因を追究するのは難しいのです。
住宅メンテナンス診断士や耐震診断士って何なの?
診断士は住宅に関わり、お住いの今後の劣化の進行を考え工事をご提案したりするのですが、
その際に、床下や基礎、外壁などを目視、打診などを計測し調査し劣化箇所を写真に収めてお客様にご説明する役割があります。
中古物件などの事前調査、リフォーム時に今後の経過をしっかりと判断しその時に最善なリフォームする為にはしっかりとした調査が必要です。
しかし、現在インターネットが普及しリフォーム業者を紹介してくれるサイトもあり、業者を知らない人達には人気のサイトとなります。
相見積もりサイトを使用する際の注意点
実際に大手の業者や様々な業者を紹介され、お悩みの箇所のリフォームのご提案をされます。
またお客様の中には、最安値で施工出来たらいいなと考える方が多くいらっしゃいます。
しかし、お住い全体を考え今後の想定をしていないため、あちこちで劣化現象が発症し次々工事しないといけない状態や
耐震性やお住い自体が劣化の進行の原因がわからず、外観(水回りや外壁など)が綺麗にされるケースも少なくありません。
なぜリフォームするのか?設備の不満や老朽化などが思い浮かびますが、安心して住める住宅が基盤にありますよね?
家を長持ちさせたいなら、家の状況を知ろう
上記でもあった通り、カビの繁殖などは違う箇所に原因があったりします。
室内の湿気よりも、床の下での湿気の発生原因は何なのか?水回りの水漏れ?地の湿気?などの原因を解消しなければ、
外観をリフォームしても、数年で再度劣化していくのです。
そのため住宅の劣化を把握し何が劣化の原因なのかをよく調べてくれる業者に頼んだ方がいいのは事実です。
※しかし相性の悪い業者や、施工実績などの信憑性も加味し施工業者を選定しましょう。
施工業者での判断材料とは?
・希望するリフォーム内容と同様の施工実績があるか?
・質問に対して的確な説明、提案してくれるか?(わかりやすく、専門用語などを乱用していないか)
・アフターフォローや保証はされるのか?
・担当との相性はいいのか?
相見積もりする場合は、3社~5社くらい紹介され調査、提案されお見積り作成で時間がかかります。
その際に、お客様自身がネットでいいので、様々な情報で知識を付け提案内容であったりどこまで家に対して調査してくれるのか?
と金額だけではなく、様々な観点から選定していただけたらと思います。
※中には悪徳業者やずさんな工事をする業者もいてます。
その業者を選定しないように、情報を入れ大手だから、金額が安いからと泣き寝入りする人も少なくありません。
皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?
お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??
いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。
人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。
また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。
・ご相談・家屋診断・お見積もりは無料です!!
お気軽にご相談ください お問合せはこちらから
お電話は0120-315-227まで!!