令和5年8月4日住宅基礎の亀裂での補修目安と補修方法について
こんにちわ!街の基礎やさん専門店です。
今回は尼崎市武庫川町で基礎部分の外側のひび割れが心配でお問い合わせを頂きました。
基礎のひび割れがあります。
網の箇所も割れてなくなっている箇所があるのですが、影響はありますか?
補修したいのでお見積りって無料でしょうか?
大切なお住いの基礎にひび割れがあるのは心配ですね。
開口部の網の破損は害虫や害獣の侵入の恐れもありますので、
現場調査時に一緒に見ていきますね!
お見積り、現場調査にはお題はかからないのでご安心ください!
基礎コンクリートの劣化症状
基礎コンクリートの劣化の症状の振り返りを行いましょう。
コンクリートは長年の紫外線や、雨水などの影響で経年劣化を引き起こします。
そもそもお住まいのコンクリートを使用している場所は多くあります。
・駐車スペース ・玄関ポーチ ・ベランダ ・擁壁(ようへき) ・外壁 ・基礎
またコンクリートの成分のセメントを使用している窯業サイディングもコンクリートを使用しています。
その劣化症状は基礎コンクリートだけではなく、コンクリート素材で出来ているものすべてに該当します。
ベランダの床面のひび割れやコケの繁殖、外壁のひび割れや擁壁(ようへき)の変色等、
コンクリートの劣化は耐久性を低下させたり、水分を含みやすい為防水加工を施しております。
基礎コンクリートの劣化は深刻な問題となってしまいます。
地震などの影響で倒壊等、地震がいつ来るかわからないので心配ですよね?
お住まいのコンクリートの使用箇所の主な劣化症状とは?
ベランダや住宅の基礎等コンクリートが使用されている箇所の劣化症状は、
・ひび割れ(クラック) ・変色 ・剝離(剝がれ) 等の劣化症状です。
外壁やベランダなどのひび割れや雨水の影響で変色しているのは普段目に付く箇所な為気付かれやすく補修されている方も多く居てます。
また庭掃除や庭の手入れなどで住宅の外壁の下のコンクリートがひび割れてるなども相談を受けます。
今回も掃除中に発見されたコンクリートのひび割れでした。
住宅基礎のその他の劣化症状
基礎コンクリートの変色(色褪せ)基礎のひび割れ(クラック)と基礎の空気口や開口部の破損が見受けられました。
空気口の網が破損、お住まいをリフォームされた箇所の開口部がそのままになっており、空気口の破損は害虫の侵入がしやすいのと、
開口部では下地木材が雨水などの影響で、腐食の進行が始まってしまう原因にもなります。
基礎コンクリートの劣化の影響は?
基礎コンクリートの役割とは?
基礎コンクリートは住宅の土台となる箇所で住宅の荷重を全て受け、地面に受け流しています。
現在の耐震性のもっとも重要ポイントがこの基礎の構造です。
※現在では基礎と柱などの構造体との接合部分には柱が抜けないズレないように金具が取り付けられています。
しかし現在の新築でも住宅の耐用年数は約60年と言われていますが、
皆様はコンクリートの耐用年数はご存知でしょうか?
コンクリートは耐久性が高く破損や劣化しないと思われがちですが。
コンクリートの耐用年数は約40年と言われています。
何故コンクリートが住宅の耐用年数に必要なのか、基礎の劣化で住宅が地震等の揺れで倒壊もしくは半壊などの原因に直結してきます。
基礎コンクリートの劣化
様々な基礎の劣化が原因で起きる症状
基礎コンクリートの劣化でのひび割れも耐久性の低下の目印です。ひび割れ(クラック)は1度発生すると補修しない限り広がり続けます。
でも基礎の補修でも年数が経っていれば、住宅の建て替えや、基礎の増し工事等大掛かりな工事の印象があると思います。
基礎の劣化や住宅の老朽化をそのままにしていると、大きな地震の際に基礎が住宅の荷重を支えきれなく、
基礎の破損で柱のズレや抜けが原因で、住めないほど倒壊や破損状況になってしまいます。
そんな基礎の補修補強方法があります。
しかし自分たちだけ後、10年20年住んでいく為に大きな金額を掛けたくない。
そんなお客様の声が多くありました。地震等の震災時が不安。
コンクリート補強工事を専門としている職人さん。
高速道路やトンネルのコンクリートを補強している職人さんがいてます。
高速道路やトンネルなどのコンクリート建造物は建て替えるのには
かなりの費用、年月が費やされます、阪神淡路大震災の際の高速道路の普及作業が早かったのもこのコンクリート補強工があったからだと言われています。
そんなコンクリート補強工が現在では一般の住宅にも施工を行っています。
※工務店やホームセンターなどでは所属していない為ご注意下さい
基礎補強の方法とは?
基礎補強工事の必要な住宅の特徴(劣化症状、現状)をお伝えいたします。
- 1981年以前に建てられた住宅(鉄筋が入っていない基礎)
- 布基礎の住宅(床下の土が見えている)
- クラック幅(ひび割れ)が0.3mm以上の基礎
- 鉄筋のサビで爆裂現象が発生
- 白華現象などの基礎の傷み
- 幹線道路や大型車が通る立地
- 田んぼの埋め立て地や湖の埋め立て地
- 近くに海、川などの水源の近くで湿気が多い立地
- 森林の近くで湿気が多い立地
- 針状結晶が発生しており、束石が崩れている
1981年5月以前に建てられた建築は耐震不足で補強が推奨されている。
詳しくは上記の画像をクリックし特設ページをご確認ください!
基礎コンクリートの劣化はお住まいに直接ダメージを及ぼします
住宅の土台の基礎コンクリートは経年劣化でコンクリートが脆くなるのはご存知でしょうか?
基礎のコンクリートだけではなく、すべてのコンクリートは
・直射日光 ・雨風 ・排気ガス ・潮風 ・地の湿気 ・地震の揺れ
様々な理由でコンクリートは経年劣化していきます。
劣化したコンクリート基礎では上記の画像のような症状が現れます。
基礎コンクリートが中性化現象が発生すると?
中性化現象が発生すると、まず基礎コンクリート表面を触ると白い粉が付着します。
この粉の正体はコンクリートのセメント成分が表面に浮き出てきている状態です。
その状態は強度が下がってきている為ひび割れが発生しやすい状態です。
中性化現象が進むと、コンクリートの表面がボロボロになり内部の砂利が見えてきます。
また酸性に近づく事で、内部の鉄筋がサビ始めます。※鉄は錆びると膨張する性質を持っている為内部からの破損が始まります。
その内部まで中性化が浸透するのが約40年と言われています。
そうなる前に基礎コンクリートの補強が必要になってきます。
基礎補強工事ハイブリット工法タックダイン施工について
基礎のひび割れの原因や住宅基礎の歴史の詳細を知り、基礎の補修補強方法について詳しく書いてありますので一度見てみてください!
基礎コンクリート補強工事の工程とは?
この点検口から床の下へアクセスし、施工を行う為従来の基礎工事の際の床の解体やお住まいの建て替えは不要となります。
※施工を行う前は施工スペース、廊下(施工通路)の養生施業を行い大切な家屋に傷を付けないようにします。
基礎コンクリート補強 下塗り 強化繊維張り付け
劣化した基礎コンクリートは脆くなっている為下塗り剤(プライマー塗布)をし表面を強化していきます。
下塗り剤と上塗り材では内容に違いがありますし、強度を高める為には既定の厚みが必要です。
また下塗り剤は強化繊維を定着させやすくする役割も持っています。
強化繊維 アラミドクロスとは?
強化繊維(アラミドクロス)は防弾チョッキや、タイヤの構造(ベルト部分)に使用されており、
アラミドクロスの衝撃吸収と、強度性が高い素材に対し柔軟性が高い為
様々な分野で使用されている強化繊維で車の牽引のロープなどにも使用されている素材になります。
※アラミドクロスは繊維ですが、鉄の約7倍もの強度があります。
そんな補強樹脂と強化繊維を使用してコンクリート補強は行われます。
樹脂で表面強度を高め、強化繊維でひび割れの進行を抑えて劣化した鉄筋の代わりになります。
何故そんなコンクリート補強が生まれたのでしょうか?
コンクリート補強工事が生まれたのは公共施設の補修補強工事から
元々は公共施設の高速道路やトンネルの壁面や天井の補修補強工事がきっかけで誕生しました。
高速道路やトンネル、学校の壁や天井はコンクリート建造物です。
しかし高速道路もトンネルも経年劣化していきますし、しかし普通の補修工事ではすぐに劣化してしまいます。
建て替える事など多くの費用が掛かりますし、工事期間もかなり掛かってしまいます。
事例としましては阪神淡路大震災の際高速道路が倒壊し、普及には十数年かかると言われていました。
約2年程で普及できたのもこのコンクリート補強があったからと言われています。
住宅のコンクリート周りには気を付けて!
植木鉢等は住宅や外塀のそばには置かないようにすると、水分が建物に影響を与えません。
毎日水をあげる植物の付近では、湿気が発生したりと木造建築では傷みの原因となるのでご注意を!
皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?
お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??
いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。
人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。
また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。
・ご相談・家屋診断・お見積もりは無料です!!
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お電話は0120-315-227まで!!